1999年に始まり二年に一度開催の代官山インスタレーションは、2011年で第7回を迎えます。国際的に活躍する審査員により、国内外の応募から約10プランを選定し、三週間の会期中、代官山の街並みにインスタレーション作品を展示します。
この展覧会のねらいは、場所の魅力と個性を深く読み込んだ作品を展開することで、代官山という街を再発見し、新たな代官山の文化を発信していくことにあります。そこで今回は、旧山手通りおよび八幡通りを中心とした代官山エリアにおいて応募者自身が場所を選んでプランを考える、いわゆるフリースポットに重点を置くこととしました。これにより、魅力ある場所の発見を作家自らが担うことでプラン実現に向けて街との関係をより深く考えるきっかけとし、結果として一層街に鍛えられた力強い作品を誕生させることにつながると考えます。
さらに、アートを人それぞれの身近な存在として位置づけ、作品制作のプロセスにおける地域の人々との出会いや関係性を通じたコミュニティの再生というまちづくりの役割も担っていきます。アートの可能性を探る試みとして、会期中は、会場の随所でパフォーマンスやトークイベントを繰り広げる予定です。
今年3月3日に初回から審査員を務めてきた中原佑介氏がご逝去されました。氏は、10年に亘りすべての応募プランと実施作品を審査する過程で、つねに一つ一つの作品に近づき丁寧に対話を重ね批評をくださいました。一方であらゆるアイデアを総括し、毎回インスタレーション展のあるべき方向性を真剣に考え導き続けてくださいました。ここにあらためて感謝の意を表し、ご冥福をお祈りします。
今回から新たに北川フラムが審査員として加わることになりました。
二年に一度の代官山における秋の風物詩であるパブリックアートの祭典―代官山インスタレーションは、これまで支えてくださったすべての人々の思いの込められた、代官山の街に興味ある人すべてに開かれた企画です。
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代官山インスタレーション2011開催概要
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名称:代官山インスタレーション2011
会期:2011年10月9日(日)~30日(日)[22日間]
会場:代官山の街並み
後援:国土交通省関東地方整備局、東京都、目黒区、渋谷区、渋谷区教育委員会
審査員:槇文彦(建築家)、川俣正(アーティスト)、北川フラム(アートディレクター)
主催:代官山インスタレーション実行委員会
代表 北川フラム
東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟 アートフロントギャラリー内
Tel 03-3476-4868 Fax 03-3476-4874

